How to build Internet Server with Solaris 2.6
last update: 29 Sep 2004
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Solaris2.6の育て方
ネットワークサーバとしてSun Ultra 30 + Solaris 2.6を管理してました。
今となってはかなり古い内容なので歴史的価値しかないかもしれませんが、
例えば、SUNのジャンクを拾ったときに有効かと思います。
周知のようにSolarisは標準ではCコンパイラはおろか開発環境がまったくインストールされていません。
そこで各種フリーソフトウエアをインストールしながら、環境整備を行なうことにしました。
ここに、gccをはじめとする各種ツール、サーバ用ソフト群、セキュリティツールや
ネットワーク管理ツールを導入したときの詳細なインストール記録を公開します。
具体的には、gcc (GNU C Compiler)から始め、インターネットサーバとして稼働出来
る程度のソフトを導入していきます。
オフラインで読みたい方はこちら。
スペイン語版はこちら。
Solarisのセットアップに関しては、
- OSのインストール
- フリーソフトウエアのインストール
- SUNのネットワーク管理ソフトNetraのセットアップ
の順で作業を行なって下さい。
注: |
フリーソフトインストールの前にNetraをセットアップしたところ、
ある特定の時刻にメモリのSWAP OUTが頻発して
OSがフリーズするという症状に見舞われました。
|
フリーソフトのインストール作業は以下の4段階に分けて行ないます。
- バイナリ版のインストール
最低限gcc, make, gzip, およびarがあれば、以降各種ツールをソースコードから
コンパイルしてインストールすることが出来ます。
ここでは、gzip, gcc, make, arのバイナリ版をインストールします。
- ソースコードから開発環境をインストール
先にインストールしたバイナリ版をつかってgccを含む各種開発ツール、
awk、Perl、Tcl/Tkを始めとする各種言語をソースコードから
コンパイルしてインストールします。
- 各種サーバソフトウエアのインストール
bind、squid、apache、sendmail、qpopperなどのネットワーク関係のソフトを
インストールします。
- ネットワーク管理ツールのインストール
基本的なネットワーク管理ツール -- pathchar, traceroute, netperf --、
セキュリティ関係ツール -- tcpwrappers, cops, tiger --
をインストールします。
最後にマシンスペックを示しておきます。
machine | Sun Sparc Ultra 30 |
MPU | Ultra Sparc 248MHz |
OS | Solaris 2.6 |
Memory | 128M |
HD | SCSI 4G |
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