How to build Internet Server with Solaris 2.6

last update: 29 Sep 2004

home |index |contents |next |previous

groff



groffはGNU版のroffです。sendmailをコンパイルする際に必要です。
注意1: groffをコンパイルするにはc++コンパイラが必要です。gcc-2.8.1をインストールしていれば、 "gcc"を"c++"にソフトリンク(ln -s)するなどしてgroffをコンパイルすることが可能です。

注意2: groffなしでもsendmailをコンパイルする方法はありますが、特に邪魔になるわけでもないので、 sendmailをインストールするのならば、groffもインストールしておきましょう。

7.1 ソフトの入手
groff_1.10_src.tar.gzを入手します。例えば以下のサイトから入手できます:

ftp://ftp.vector.co.jp/pack/solaris/sources/groff_1.10_src.tar.gz
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/GNU/groff-1.10.tar.gz
http://ftp.digital.com/pub/GNU/groff-1.10.tar.gz

7.2 インストール
ファイルを展開するディレクトリ$Workに移動して、バイナリパッケージを展開します。作業ディレクトリ$Workは任意のディレクトリです。
    % cd $Work/
    % gzip -cd groff_1.10_src.tar.gz | tar xvf -

次にディレクトリ$Work/groffに移動して"configure"スクリプトと"make"を実行します。
    % cd $Work/groff-1.10
    % configure
    % make

makeが無事終了したら、以下のコマンドで"groff"が正しくコンパイルされたか否か調べます。
    % ./test-groff -man -Tasciigroff/groff.n | more

正しく"groff.n"が画面に表示されたら、 "make install"を実行します。
    % make install

以上で"groff"のインストールは終了です。

home |index |contents |next |previous