How to build Internet Server with Solaris 2.6

last update: 29 Sep 2004

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traceroute



tracerouteは、自分のマシンから目的のマシンまでのインターネット上の 経路(経由するGateway)を表示してくれるツールです。

3.1 ソフトの入手
"traceroute"を入手します。例えば以下のサイトから入手できます:

ftp://ftp.ee.lbl.gov/traceroute/traceroute-1.4a5.tgz

3.2 インストール
ファイルを展開するディレクトリ$Workに移動して、バイナリパッケージを展開します。作業ディレクトリ$Workは任意のディレクトリです。
展開後、ディレクトリ./traceroute-1.4a5に移動します。
    % cd $Work
    % gzip -cd traceroute-1.4a5.tgz | tar xvf -
    % cd ./traceroute-1.4a5

次に、"configure"と"make"を実行します。

    % configure
    % make

出来上がった"traceroute"をディレクトリ/usr/sbinなどにコピーします。
    % cp traceroute /usr/local/bin

3.3 運用
使い方は極めて簡単です。目的のマシン名をオプションにしてtracerouteを起動します。
    % /usr/sbin/traceroute www.sun.com

tracerouteはデフォルトで各Gatewayに適当なTTL(Time To Live)を設定したUDPメッセージを3個送り、 TTLがゼロのUDPを受けとったGatewayがICMPメッセージを送り返すことで経路を次々に調べ、 合わせてRTT(Round Trip Time)を計測します。
もしもより正確なRTTが知りたい場合には"-q"オプションでUDPメッセージの個数を指定できます。 例えば:
    % /usr/sbin/traceroute -q 10 www.sun.com


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