How to install free softwares in Linux

last update: 29 Sep 2004

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gcc-2.8.1



gcc-2.8.1をソースコードからコンパイルして、インストールします。

2.1 ソフトの入手
gcc-2.8.1を入手します。例えば以下のサイトから入手できます:

ftp://ftp.vector.co.jp/pack/solaris/sources/prog/gcc_2.8.1_src.tar.gz
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/GNU/gcc-2.8.1.tar.gz
http://ftp.digital.com/pub/GNU/gcc-2.8.1.tar.gz

2.2 インストール

  1. パッケージの展開
    ファイルを展開するディレクトリ$Workに移動して、バイナリパッケージを展開します。 作業ディレクトリ$Workは任意のディレクトリです。
      % cd $Work
      % gzip -cd gcc_2.8.1_src.tar.gz | tar xvf -

  2. ccnfigure
    作成されたディレクトリgcc-2.8.1に移動し、"configure"を実行します。
      % cd $Work/gcc-2.8.1
      % configure

  3. make
    次にmakeを行なうのですが、makeを計7回行ないます。
    まず使用するコンパイラと、言語を指定してmakeを行ないます。
    また、言語とはgccが対応しているC言語、およびC++言語のことです。 特に理由がない限り両方の言語を指定したほうが無難でしょう。
      % make CC=gcc LANGUAGES="c c++"

    次に第一ステージでの"make"を行ないます。
      % make stage1
      % make CC="stage1/xgcc -Bstage1/" FLAGS="-g -O2"

    次に第二ステージでの"make"を行ないます。
      % make stage2
      % make CC="stage2/xgcc -Bstage2/" FLAGS="-g -O2"

    最後にcompareルールでのmakeと、インストールを行ないます。 第3のオプションであるLANGUAGESは一番最初の"make"で指定した言語を再び指定して下さい。
      % make compare
      % make install CC="stage2/xgcc -Bstage2/" FLAGS="-g -O2" LANGUAGES="c c++"

  4. インストール
    以上でgcc-2.8.1の本体であるxgccが出来上がりました。 これをPathの通った適当なディレクトリにコピーします。例えば:
      % cp xgcc /usr/bin/gcc



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