last update: 6 Jul 2005

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粘性のある薬をシリンジに注入する方法


Suzuki Method



1.1 はじめに
兎に"フェンベン"という薬を飲ませる必要があるのですが、かなり粘性があるドロッとした薬なので、シリンジ(注射器)の先端から吸い込むことができません。 かといって、シリンダーを外して注入すると、シリンジ内に空気が残ってしまい、正確な分量を投与することができなくなります。
ちょっと考えて、シリンジに薬を充填する方法を見つけたので、ここに示します。

なお、こちらは今は解散状態だそうです。 [Save Rabbit]
1.2 方法

    1.2.1 準備

    以下のものを準備します。


    1.2.2 チューブを1cm切る

    点滴用チューブを1cm程度に切り、シリンジの先端にはめ込みます。

    1.2.3 シリンジに薬を充填

    薬を充填していきます。なるべくシリンジの奥のほうから注入していくのがコツです。 写真では横にして注入していますが、実際にやる場合は、立てて行うとよいでしょう。


    1.2.4 チューブの反対側に別のシリンジを差し込む

    下の写真の通りです。

    薬を充填したシリンジに、シリンダーを差し込み(空気がかなり残っていることを注意して見てください)、先端部分にまで薬が行き渡った後、反対側のシリンジを差し込んでください。

    また、 ここで新たに差し込むシリンジは、きちんとシリンダーが最下部にまで下がっていることを確認した上で、差し込んでください。

    1.2.5 薬を反対側のシリンジに充填


    ゆっくりとシリンダーを押していきます。

    これで、反対側に薬が充填されます。



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