ここで、特殊な文字の表示の仕方や改行など、mintのソースファイルの表記方法についてまとめてみます。
10.1 特殊文字 |
;行頭に<%title>という文字列を書くには、バックスラッシュ" \ "が必要。 \<%title> :このようにすれば<%title>という文字列を表示できる。 |
表示したい文字 | 記述する文字列 |
& | & |
< | < |
> | > |
" | " |
注意: しかし、Enumerateモードでの<%enum>や<%item>の項目として表示する場合、 および<%title>や<%subutitle>、<%section>、<%subsection>、<%subsubsection>のタイトル として使用する場合には、変換する必要はありません。 直接上記の特殊文字を記述できます。
10.2 スペースを含む文字列 |
そのような場合には、指定したい文字列をダブルクォーテーション(")で囲んで指定して下さい。
%replace COMMAND "find /home/user/lib | grep tar" %macro image IMAGE TITLE <CENTER> <IMG SRC="IMAGE"> <BR> <U>TITLE <BR> </CENTER> /%macro <%doc words.html> ; ; HTMLファイルでは、文字列COMMANDは ; "find /home/user/lib | grep tar"に置き換えられる。 ; <%comannd> COMMAND >ram.tar.gz >tm.tar.gz </%command> ; マクロimageの第二パラメータ:TITLEには ; "私の 画像 データ です" ;という空白交じりの文字列が代入される。 <%image myimage.gif "私の 画像 データ です"> </%doc> |
一方、<%title>コマンドや<%section>コマンドなどで
スペースを含む文字列を使う場合、ダブルクオート(")で囲む必要は
ありません。
なぜ、%replaceコマンドやマクロでは文字列をダブルクォーテーションで囲まなければならず、
<%title>コマンドや<%section>コマンドなどではその必要がないのでしょう?
答えは、%replaceコマンドやマクロは一つ以上のパラメータをとる可能性があり、
<%title>コマンドや<%section>コマンドなどはひとつのパラメータしか
とらないからです。
例えば<%title>コマンドにスペースでいくつかの文字列に分断されたタイトルを指定しても、
そのすべてがタイトルであるとわかりますので、いちいちダブルクォーテーションで
囲む必要はありません。
10.3 改行 |
しかし、好みの問題としてたくさんの空白行を入れたソースファイルを
書きたいという人や、
論理的な段落毎に大きな空白を入れたいなどの要求も発生してくることでしょう。
そこで、mintは改行や新しい段落にするための空白行をユーザが指定することができるように
なっています。
具体的には%defineコマンドを使って設定値を変更します。
以下に各設定値をまとめます。
%define CR 3 %define newparagraph 5 <%doc CR.html> 以下の3行の空白によって、HTMLファイルでは改行が行なわれる。 つまり、この文章の末にHTMLの<BR>コマンドが挿入される。 以下の5行の空白によって、HTMLファイルでは、この文章と下の文章の間に HTMLの<P>コマンドが挿入される。 それでは、4行の空白ではどうなるか? 答えは、改行のみ行なわれる。 </%doc> |
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